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丹生谷真美のフィニッシングスクール

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2008年10月16日 (木)

職業、吟遊詩人。

九月は、たまたま社員研修の仕事が重なって、常より外出することの多い月でした。

「意外」と言われますが、どこがどう意外やら、日常、仕事以外では、必然性がない限り、いわゆる「街中」にはまず出向きません。お買い物や用事は、主にインターネットを利用、それ以外は極力田園調布界隈で済ませ、やむを得ず遠出 しても、お散歩を兼ねて、北は自由ヶ丘、東は雪谷どまり、という至近距離の範囲で生活しております。

薄っぺらで空っぽな「もの」にあふれた都会の街は、どこもかしこも「もの」と「お金」の匂いで息苦しくって。足を踏み入れると、六條御息所のように、髪を洗っても洗っても、匂いがとれなくなりそうで。

お散歩はよくします。梅の季節には、駒沢公園まで、相当な距離ですが、歩いたりもします。月を愛で、風を愉しみ、花や木を慈しみ、また思惟にふけるため、体力と時間の許す限り、よく歩きます。

旅もよくするほうでしょうか。今は、毎月第二土曜日、京都教室のため、上洛しております。

大抵は日帰り、それも授業以外はほとんど行って帰ってくるだけ。旅とも言えない旅ですが、それでも旅は、お散歩よりさらに愉しい。気持ちが切り替わるからでしょうか。

まして。東京生まれ東京育ちとはいえ、母が神戸出身、「上方とのハーフ」を自称する丹生谷にとって、奈良、京都は不思議なほど居心地よく、訪ねるだけで心が和みます。

西行、芭蕉に憧れ、自らも「行雲流水」のようでありたい、なんて夢みつつ、心はいつも旅しております。

京都にヤドカリ方式の教室を開いて二年。十数年前には福岡教室、名古屋教室を開講し、それぞれ月一回のペースで二年間通っておりました。いずれも思い出深い土地です。

丹生谷真美。年齢、不詳。職業、吟遊詩人。以後、お見知りおきを。

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