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2019年4月17日 (水)

春夜宴桃李園序

春の夜。 
桃李が艶やかに競い咲く園で
宴にて、李白、
「春夜宴桃李園序」。

夫れ天地は万物の逆旅にして
光陰は百代の過客なり。 
而して浮生は夢のごとし
歓を為すこと幾何ぞ。 
古人燭を秉りて夜遊ぶ
良に以有るなり。 
況んや陽春我を召くに
煙景を以てし
大塊の我に仮すに
文章を以てするをや。

拙訳:

天地は万物の旅籠にして
光陰は永遠の旅人なり。
人生は夢のごとし、
喜びもいかほどのものか。
古人は夜も燭をともして遊んだそうな。
それももっともなこと。
陽春は美しい風景で私を誘い
天地は私に詩文の才を授けてくれた。

桃の紅、李の白に負けじと
言の葉ならぬ「言の花」が
次々につぼみをほころばせては
はらはらと散っていく。

俗世にあって
精一杯の雑文を
ひねり出しております身には
桃源郷とも思える
美しい光景でございます。

畏れ多くも厚かましきことなれど
私の庵号「以文庵」は
茶道お家元に願い出て
李白のこの文章より
いただいたものでございます。

とてつもなく大きな風呂敷、
思いっきり広げておりまする。

おはようございます。

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