フォト

丹生谷真美のフィニッシングスクール

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

2019年8月の9件の記事

2019年8月29日 (木)

京都教室

平成十八年、西暦二千六年の秋に京都教室を開講して、
数えてみればなんと十三年の光陰が過ぎておりました。

雨ニモ負ケズ、冬ノ寒サ、夏ノ暑サニモ負ネズ、
西ニ門ヲ叩ク人アラバ、行ッテ知ルコトノ喜ビ、
生キルコトノ愉シサ、人生ノイトヲカシヲ伝エ、
命アルモノヲ慈シミ、美シイモノヲ愛デ、
目ノ前ニ困難ガアッテモ笑イ飛バシテ進ミ続ケル、
ソウイウ人ニ私ハナリタイ。

そんな思いで上洛を続けた十三年でした。

この九月、お二方が講座を終えられますと
残るはお二方になります。

諸事情から、かなり負担が大きくなってしまうかと
毎月の上洛を続けることに一度は自信をなくしかけました。

思い返せば数年前、同じような状況から
そろそろ潮時かと弱気になっておりました折、
「できることはさせてください」
と門下生がご自宅のサロンを
教室の会場としてご提供くださったのでした。

お優しいお言葉に甘えさせていただき、
ここまで続けてくることが叶いました。

人を支え、励ましているつもりでいた不肖の身が、
支え、励まされておりました。

深謝でございます。

こののちも支えてくださるお心にお応えできるよう、
続けられる限り、春夏秋冬の季節ごとに上洛いたします。

まずは冬。

立冬を迎えてすぐの十一月十日(日)の京都教室に
ぜひお越しくださいませ。

内容についてはご希望を承ります。

継続の講座でも、単発の講座でも、
教室のご説明だけでも。
メッセンジャーから
どうぞお気軽にご相談くださいませ。

2019年8月26日 (月)

勇気と元気

目の前に新しい試練が
両手を広げて立っている。

立ちはだかっていると
思ってはいけない。

両手を広げているんだもの、
温かく迎えてくれてるんじゃないかな。

この道より我を生かす道なし。
この道を歩く。
武者小路實篤。

知らないよね、還暦以下は。

いらぬ思いは振り切って
進んでいこう。

数えることなく与え
傷を怖れることなく闘い
報いを期待することなく奉仕する。

そう教わったのは
半世紀以上昔のことだけれど
半世紀以上が過ぎた今も
言葉が私を支え励ましてくれる。

勇気と元気を生み出す言葉を持っていると
生きる道に迷いはない。

2019年8月16日 (金)

昼下がり

体調優れず。

気圧のせいか(天気) 
暑さのせいか(熱気)
歳のせいか(弱気)
休んでばかりで(呑気)
気分がのらない。(やる気)

ま、いっか。(放棄)

2019年8月15日 (木)

八月十五日

八月十五日。
本日の掛物。

川合玉堂書。

天爾也婦禮地爾
まみ連多流宇万
志くにかき於こ寿へ
き絵筆とれといふ      

天に破れ
地にまみれたる美し国
描きおこすべき
絵筆とれと言ふ011b801471944b4f62b22af01bad200c30a13c27 

2019年8月14日 (水)

雲間の月

ほろ酔い気分。

と言いながら
実はかなりいい気分で
夜道を歩いている。

今宵は
雲間の月が美しい。

月も雲間のなきは嫌にて候
だなんてことを
おっしゃったかたも
いらっしゃいましたけれど。

とまれ。

今宵の月は美しい。

わが母は享年八十九歳だった。

不肖の娘が運よく
同じだけの寿命を授かるとして、
この命が尽きるまで
後二十年。

二十年のうち
かように美しい月が
いかほどにあることか。

望月に近くも
雨も降る。
雲で覆われる時もある。

今宵の
この美しい月は
今宵限りかもしれない。

そう思うと
酔うた目に

月が一層愛おしく見えて

いやぁ、

美酒に酔うのも
愉しいことでんな


千鳥足で家路についております。

酔うた者の戯言にて
えらいすんまへん。

2019年8月11日 (日)

槿

松樹千年終に是れ朽ちぬ
槿花一日自ずから栄を為す
「和漢朗詠集」白居易の詩より

松は千年の齢を重ねると言うが
ついには朽ち果てる。
槿は一日のはかない命とはいえ
一日の栄華を美しく咲き誇る。

己の命を精一杯生き、咲かせよ
ということでしょうか。

酷暑にも負けず
次々と蕾を開く槿。

蝉の鳴き声が賑やかな朝です。

おはようございます。

2019年8月 4日 (日)

暑中閒詠

暑中閒詠 蘇舜欽

嘉果浮沈して酒半ば醺い
牀頭の書冊乱れて粉粉
北軒に涼吹きて疎竹開き
臥して看る青天に白雲の行くを

拙訳

冷えた果物が水に浮き沈みし、
私はほろ酔い気分だ。
枕元には本が乱れ散らばっている。
北側の部屋に涼風が抜けて
竹垣が開いた。
横になったまま青い空に
白い雲が流れて行くのを眺める。

舜欽さんったら、昼間っからお酒。
効くんですよね、これが。

ガラス鉢に氷水を張って
ボトルと一緒に、桃だの葡萄だの
冷やしたりして、ね。

甘い桃に生ハムを添えれば、なお結構。

グラス片手に本のページを繰って、
キーツの詩なんか詠じたりして。

なぁんて夢見がちなけだるい昼下がり。
未だ覚めず池塘春草の夢。

気づけば、秋立つ日まで数日、
なんと階前の梧葉も
そろそろ色づく頃でございます。

人生百年時代とは言え

百とせは花に宿りて過ぐしてき
この世は蝶の夢にぞありける

百年の大半は
すでに過ぎておりました。

残された時間に
昼間っからお酒はないかも、と自省。

皆様におかれましては
お暑さの折
どうかお身体おいといあそばされますよう。

2019年8月 3日 (土)

先生

過去ネタ活用でエコブログ生活。
リサイクル投稿にてお許しを。

職業を問われると
いつも一瞬戸惑う。

「吟遊詩人です」
って

これ願望であって
職業じゃないし。

人生の大半を
「先生」と呼ばれて過ごし
教えることを生業としてはいるので
「自宅で教室をしております」
と答えると
「なんのお教室ですか」
とさらなる深みに
足を突っ込むことになる。

「エレガントギャグ講座とか」
って

真に受けられると
引っ込みがつかないし。

人には
「マナーの先生」
と紹介されることが多く、
ま、いっか、
と流してはいるけれど
私は「マナーの先生」ではない。

「お茶の先生」もしてはいるけれど
それは教えていることの
ひとつでしかない。

「お茶の先生」「お花の先生」のように
一言で言い切れたらいいんだけれど。

門下生に
「私の人生の師匠です」
と紹介されたことがある。

心にずしんと響いた。

それぞれがより愉しく
より豊かで
より満ち足りた人生を
笑いながら歩んでいけるようにと
できるすべて、知ることのすべてを
伝えているつもりだから。

「人生の師匠」と
おっしゃっていただけるよう
今日もまっすぐ
笑いながら
歌いながら
前のめりに飛ばしてまいります。

2019年8月 1日 (木)

八朔

八月朔日、八朔の今日は

旧暦では文月朔日。

 

梅雨が明けたばかりというのに

もう秋の始まりです。

 

八朔は

古くは豊穣を願って 

初穂をお供えすることに始まり

後にはお米を折敷やかわらけに載せて

贈答して祝った「田の実の節供」。

 

田の実とはお米のこと、

「頼む」という言葉に

重ねているのですね。

 

京都祇園ではこの日

舞妓はん芸妓はんが盛装して

お世話になっている

お師匠さんやお茶屋さんに

ご挨拶に回ります。

 

このお暑い中、おきばりやす。 

 

盛装こそせねど

ここまでに授かった

たくさんのご縁に感謝しつつ

新しい月、新しい季節を

新しい心で迎えております。

 

今日も一日

できることを精一杯。

 

おはようございます。

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

こちらの雑誌に執筆/取材協力させていただきました

最近のトラックバック


-天気予報コム-