フォト

丹生谷真美のフィニッシングスクール

« ゆく河の | トップページ | 毛筆で年賀状 »

2019年10月19日 (土)

帰り花

秋が一気に深まりました。

秋を思い、こんな漢詩を。

贈劉景文 蘇軾

荷は尽きて已に雨を擎ぐる蓋無く
菊は残はれて猶ほ霜に傲る枝有り
一年の好景君須らく記すべし
正に是れ橙は黄に橘は緑なる時

拙訳

劉景文に贈る  

蓮の花は枯れ果て、
傘のように雨を防ぐ葉も
すでにない。
菊の花は散って、
凛として霜に耐える
枝だけが残っている。
一年で最も優れたこの光景を
君は心に記しておくれ。
今まさに橙は黄に色づき、
みかんはまだ緑、
そんな季節なのだから。

橙が黄に色づき始め、
みかんはまだ青い、
そんな季節。

みかんもやがては色濃く熟し 
その実を地に落とします。

地に落ちるよりは
歌う鳥についばんでほしい。

お向かいの山吹が
帰り花を咲かせています。

帰り花でも
咲かせてみましょうか。

« ゆく河の | トップページ | 毛筆で年賀状 »

和歌、詩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ゆく河の | トップページ | 毛筆で年賀状 »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

こちらの雑誌に執筆/取材協力させていただきました

最近のトラックバック


-天気予報コム-