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2020年12月30日 (水)

年の暮れ

玉関にて長安の李主簿に寄す

 岑參


東長安を去ること万里の余

故人那(なん)ぞ惜しむ一行の書

玉関西望すれば腸断つに堪へ

況んや復た明朝是れ歳除なるをや


拙訳:


東の長安を去って

はるか一万里余りの地にいる。

古き友よ、どうして

一行の手紙を書き惜しむのか。

玉門関からさらに西の地を望めば、

はらわたのちぎれる思いだ。

ましてや明日は

年の暮れだというのに。


師走の恒例

【筆で年賀状を書く講座】も

一昨日のzoomで仕事納め。


紺屋の白袴、医者の不養生とやら、

自分の年賀状は手つかずのまま

昨夜は師走の月を愛で逍遥。


今日こそはなんとしても書き終えないと。


「復た明朝是れ歳除なるをや」

(まして明日は年の暮れだというのに)!


おはようございます。

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