年の暮れ
玉関にて長安の李主簿に寄す
岑參
東長安を去ること万里の余
故人那(なん)ぞ惜しむ一行の書
玉関西望すれば腸断つに堪へ
況んや復た明朝是れ歳除なるをや
拙訳:
東の長安を去って
はるか一万里余りの地にいる。
古き友よ、どうして
一行の手紙を書き惜しむのか。
玉門関からさらに西の地を望めば、
はらわたのちぎれる思いだ。
ましてや明日は
年の暮れだというのに。
師走の恒例
【筆で年賀状を書く講座】も
一昨日のzoomで仕事納め。
紺屋の白袴、医者の不養生とやら、
自分の年賀状は手つかずのまま
昨夜は師走の月を愛で逍遥。
今日こそはなんとしても書き終えないと。
「復た明朝是れ歳除なるをや」
(まして明日は年の暮れだというのに)!
おはようございます。
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