杜牧
獨酌 杜牧
窗外正に風雪
爐を擁して酒缸を開く
何如ぞ釣船の雨
蓬底秋江に睡るに
拙訳
独酌
窓の外は今まさに吹雪、
炉で暖を取りながら酒の甕を開ける。
どんなものだろう、
雨の降る中で釣舟に乗り
苫葺きの舟底で秋の川に眠るのは。
杜牧様、
吹雪の夜、炉の傍で
ぬくぬく独酌する暮らしと
秋雨の釣舟で飲んだくれて
寝る暮らしと、ですか。
如何ぞ、と言われても
インターネットのない暮らしは
もはや無理かもしれません。
お布団から抜け出したくない朝に。
おはようございます。
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