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丹生谷真美のフィニッシングスクール

カテゴリー「音楽」の記事

2008年10月 1日 (水)

【フィニッシングスクール@京都教室】

久しぶりの更新で気合が入り、しばし長文が続きました。読んでくださる方々もいささかお疲れかと、今宵はお知らせなど交えて、軽やかに流していきたいと存じます。

お知らせ、その一。

丹生谷真美のフィニッシングスクール♡京都教室】を開講して、光陰矢の如し、早二年が過ぎました。総勢六名の受講生も、十月の最終回で、ベーシッククラスをご卒業なさいます。

毎月、愉しみつつの上洛でした。

受講生も、洛内のおひとり以外は、名古屋、津、神戸、舞鶴、鳥取から。京の四季を堪能していただけたのではないでしょうか。

十二月はお休みさせていただき、一旦呼吸を整えて、平成二十一年一月から、晴れやかに、新たなベーシッククラスを開講させていただく所存でおります。

京都教室にご関心、ご興味をお持ちの方、詳細につきましては、こちらをご参照いただいた上で、丹生谷まで、直接メールにてお問い合わせくださいませ。

万一メールへのお返事が二十四時間以内にない場合は、何らかの事情で、当方に届いていないことが疑われますので、お手数とは存じますが、お電話にてお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

お知らせ、その二。

十月二十七日(月)宵七時半より、千駄ヶ谷の国立能楽堂に於いて、友吉鶴心丈の薩摩琵琶研修の会、【花一期】がございます。

友吉鶴心丈は、丹生谷のかれこれ二十年来の友人。今回の演目の内、【菊慈童】は、こちらこちらにもちらと書かせていただきましたが、丹生谷が「生き別れた双子の魂」と信じる橋本治先生の作詞です。

二十七日はつごもり間近の薄い薄い月の夜。紅葉(もみぢば)を幣(ぬさ)と手向けて去り行く秋の宵を、琵琶の音でお愉しみくださいますよう。

お知らせ、その三、

十月十一日(土)は十三夜。この梢の秋の宵、丹生谷門下生、こずえの御方が、ご友人と共に、「乳癌撲滅」を主題としたチャリティ・ガラ・パーティーを主催なさいます。

残念ながら、丹生谷はこの日、京都教室がございますため、参加が適いませんが、ご興味をお持ちくださった方は、こちらのホームページから、あるいはこちらまで、直接お問い合わせくださいませ。

今日から十月。温暖化の行く末を案じつつも、いとど心づくしの秋風に、もののあはれを思う頃でございます。

皆様、どうぞ平らかにお過ごしくださいませ。

2006年10月19日 (木)

琵琶の宵

10月31日(火)渋谷セルリアンタワー能楽堂にて、友吉鶴心丈の薩摩琵琶の公演がございます。詳しくはこちらHanaichigo2006 をご覧くださいませ。

秋の夜長、琵琶の音色に身をゆだねて過ごすなどいかがでしょう。

ご案内まで。

2006年4月20日 (木)

春眠不覚暁 処処聞啼鳥

長年使用していたちっぽけなCDラジカセが、春先頃から不調の兆し。猫なで声で励ましながら、だましだまし、なんとか使っておりましたが、先日ついに、消え入るように、哀しき最期を遂げました。

家にいる時は七割五分の確率で聴いているノリントン/メルヴィン・タンの「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第23番が聴けないのは辛い。新しいのを買わなくっちゃ、という事態に陥り。

どうせ買うなら、これ!と、清水の舞台から飛び降りる思いで、BOSEのウェーブミュージックシステム、どーんと購入いたしました 。

これが届いてから、丹生谷の日々の暮らしの五感部門、聴覚領域は、劇的な変容を遂げております。

なってったって、我が文机のすぐ脇で、ミニ・サー・ノリントンがミニオーケストラを指揮、ミニ・メルヴィン・タンがミニフォルテピアノを弾いている状況。それもパソコンに向かいながら、片手で合図すると演奏を始めてくれるというお気軽さ。こんな贅沢が許されるとは。

朝のお目覚め音楽もあれこれお試し中。春の嵐の今朝はパヴァロッティで厳かに目覚めてみましたが、晴れた朝は、野鳥の歌声が、春眠暁を覚えず、処処に啼鳥を聞く気分で、けだるくも爽やかな目覚めとなりそうです。

明日は晴れますように。

2006年1月31日 (火)

♪モーツァルト♪

今年はモーツァルトの生誕二百五十周年。

二十代後半の頃でしたでしょうか。ある時、職場(インターナショナルスクール)の尊敬していた先輩マダムに

「丹生谷さんはモーツァルトの音楽みたい」

と言われ、頭の中が疑問符と音符でいっぱいになったことがあります。

言葉の真意を理解したいと聴けば聴くほど、モーツァルトは、明るく、愉しく、華やか、軽やか、遊びもあってそれなりにお茶目。そうか、褒め言葉だったのか、と極めて自分に都合よく、好意的に解釈した次第。もっと深い意味、別の意味があったのかも知れませんが、いいの、いいの!

丹生谷は家にひとりでいる時はいつも、本当にいつも、ノリントン/メルヴィン・タンの「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第23番を聴いております。こうしてパソコンに向かっている今も、軽やかなピアノ協奏曲が丹生谷の周りをくるくると回りながら流れていきます。

♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ 

ヴァリエーションとして「パヴァロッティのオペラ・ガイド 9を聴くことも。こちらももちろんモーツァルト特集。気分が華やぎます。

「モーツァルトの音楽みたい」。そうおっしゃってくださったマダム北木に改めて感謝。

2005年11月19日 (土)

花一期

11月18日。冴え冴えとした月の夜。友吉鶴心の薩摩琵琶研修の会「花一期」の会場、セルリアンタワー能楽堂へ、お気に入りの紅花紬と雅楽器が染められた帯で。前には笙、お太鼓には竜笛と火焔太鼓。これがほんとうのお太鼓結び、なぁんてね。

橋本治新作初演「雨―入鹿誅殺」には圧倒されました。乙巳の変(大化改新)、中大兄皇子による蘇我入鹿の誅殺場面。雨の中、玉砂利を蹴散らしながら中大兄が入鹿に切りかかる場面は橋本氏によれば「黒澤明監督の『七人の侍』の雨中の立ち回り」のイメージだそうな。どきどきするような力強い歌いっぷり、立ち回りをスローモーションで見ているようでした。

多武峰談山神社に伝わる絵巻に描かれた入鹿誅殺の場面では、打ち刎ねられた血まみれの入鹿の首が皇極女帝御前の御簾に飛びかかるように描かれていたと記憶しておりますが、女帝が十二単をお召しでいらしたので、後の時代に描かれたものと推察。あれはあれでなかなかの鬼気迫る勢いではありましたが。

橋本治作詞、友吉鶴心作曲、琵琶で聴く乙巳の変は、緊迫した空気が伝わって、1360年の昔の光景が目前に現れるようでした。

奈良県明日香村に蘇我入鹿邸跡と思しき遺構が発掘されたのはつい数日前のこと。否が応にも想像をかきたてられます。

古今和歌集、新古今和歌集から和歌二首の朗詠も美しゅうございました。須磨琴という一弦琴を背景に、落ち葉の舞い散る中に佇んでいるような幻想的な世界。和歌は詠じてこそ美しさもひとしおです。

日本の音に親しんだ後は、代官山某所にてボジョレーヌーヴォーなるささをいただき、ほろ酔い気分。月を愛で、和歌など口ずさみながら帰路につきました。

2005年10月 3日 (月)

伶倫楽遊@サントリーホール

10月2日(日)、夏に戻ったかのような暑さの午後、椛姫のお誘いで、サントリーホール、伶楽舎雅楽演奏会へ。

武満徹作曲『秋庭歌一具』の幻想的な美しさは『源氏物語』紅葉賀の趣で、しばし雅なる時を過ごしました。

うかつにも遠くが見えないコンタクトレンズ装着で来てしまったことが幸いしたというべきか、『瑞霞苑』の舞手の顔が見えず、想像力をフルに駆使して、青海波を舞う光君と頭中将に見立てておりました。

さて舞を眺めるわが身は「神などが魅入りそうな容貌だこと。うたてゆゆし」などと憎まれ口をきいた弘徽殿の女御か、頬を染めながら光君に見惚れた藤壺のいずれかと、そこまでは想像せぬが得策でしょうか。

西洋音楽のホールで聞く篳篥はさながら小さな携帯用パイプオルガン、さらには紅葉踏み分け鳴く鹿の声にも似て、まことに秋にふさわしい音色でした。

13日(木)には東京国立博物館平成館で『月を想い奏でる夜』薩摩琵琶の会に参ります。お問い合わせは台東区芸術文化財団http://www.taitocity.net/taito/zaidanにどうぞ。

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