日帰り上洛
日帰り上洛日。
新横浜で乗る新幹線はいつも同じ
家を出る時間も同じなのに
薄暗かった冬の朝が
今は春。
東から朝日が差し
小鳥のさえずりが
ひと際賑やかです。
沈丁花の香りを
胸いっぱいに吸い込んで
清々しい一日が始まりました。
おはようございます。
日帰り上洛日。
新横浜で乗る新幹線はいつも同じ
家を出る時間も同じなのに
薄暗かった冬の朝が
今は春。
東から朝日が差し
小鳥のさえずりが
ひと際賑やかです。
沈丁花の香りを
胸いっぱいに吸い込んで
清々しい一日が始まりました。
おはようございます。
パリの朝。
雨が止んで
雲間に青空が広がりつつあり。
風が爽やかです。
おはようございます。
明日土曜日は朝早くから上洛し、
円山公園の上の上で
フィニッシングスクール@京都教室。
柳桜とこきまぜた春の錦には
まだ少し早いだろうけれど
咲き初めたばかりの初々しい桜は
愛らしさもいかばかりかと
思い浮かべるだに
そわそわと心落ち着かず。
おたより講座と文意匠講座の
教材も春仕様にしたし。
春ですもの、
言葉の花も
爛漫と咲かせなくっちゃ、ね!
四月がそのやさしきにわか雨を
三月の旱魃の根にまで滲みとおらせ、
樹液の管ひとつひとつをしっとりと
ひたし潤し花も綻びはじめるころ、
の一節で始まるのは
ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』(桝井迪夫 訳)。
「ちょうどそのころ、人々は巡礼に出かけん」
とカンタベリーへの長い旅が始まります。
難波江のよしあしゝとも旅なれば
おもひたつ日を 吉日とせん
弥次郎兵衛と喜多八が「伊勢参宮と思ひたち」
「東海道へとでかけ」たのは、如月半ばのこと。
松尾芭蕉が「春立てる霞の空に」「漂泊の思いやまず」、
白河の関を越えたいと奥の細道へと旅立ったのも、
旧暦の三月二十七日のことでした。
洋の東西を問わず、
春は旅への憧憬が人を駆り立てるものらしい。
百花が咲き競う春。
心がむずむずと浮き足立って、
花を追って旅立ちたい思いに駆られます。
春一番の西風に誘われて
キュプロス島まで運ばれたのはアフロディーテでした。
しなければならないことが目の前に高く積みあがって
今にも崩れ落ちてきそうだけれど!
きらきらとこぼれる陽射しに誘われて
多摩川台公園辺りまで運ばれてみるか。
明るい空にうっすらと浮んだ雲が
穏やかな午後です。
よい時をお過ごしください。
花のお江戸を後に
相模の国は新横浜から
東海道を二次で
上洛の旅の途中。
灰色の雲が
万緑の下界まで
折り重なるように
幾重にも筋になって
垂れ籠めているけれど
南の空はほの明るい。
薄曇りの朝の
いとをかし。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 |
最近のコメント